決算分析 JMDC 2020年3月期第3四半期決算

昨日、保有銘柄であるJMDCの第3四半期決算が発表されました。

直近IPO銘柄で上場後最初の決算です。

決算を跨ぐかどうか悩みに悩みましたが、業績は悪い数字は出ないという自信はあったのですが、かなり怖かったですね。
市場の評価はわかりませんが、事業としては順調さが伺る数値が出てくれてほっとしました。

話は逸れるのですが、決算分析に関するブログを書くのが凄く久しぶりで、なんと去年の8月以来(ちなみに最後に書いた決算分析は昨年大ダメージを受けたア〇―。)

去年の後半は調子が悪くふてくされており、書いていなかったわけですが、自分の投資の根幹であるファンダ分析を疎かにしていたことになります。
いかに自分を見失っていたか・・・
後から振り返るとわかるのですが、その時はわかりませんでしたね・・・

気をとりなおして、肝心のJMDCの業績ですが、増収増益決算。通期予想に対する進捗率も順調ということで、内容は〇
ただし、IPO銘柄でもありますし、期待値は相応に高くなっているでしょうから、月曜日以降の株価はわかりません。
というよりは、若干旗色は悪いと思います。


数値面等見ていきます。

決算数値


当期数値 対前年 通期進捗
売上収益(百万円) 8,654 +19.8% 77.2%
営業利益(百万円) 1,481 +29.0% 76.0%
税引前利益(百万円) 1,439 +30.1% 76.2%
四半期利益(百万円) 972 +25.4% 77.2%

IFRS適用会社なので、項目名が若干慣れないですね。
対前年で見た場合、20%増収25%増益なので、事業は順調ですね。

進捗率で見ても75%をしっかり超えてきていますし、昨年の数値を参考にすると、第4四半期は第3四半期と同じくらいの売上が期待できると思えば、通期予想の達成も十分見えるでしょう。
(まあ、去年一年だけの数値が参考になるかは別物。今年は増税もありましたしよくわかりません。)

この会社のセグメントは「ヘルスビッグデータ」「遠隔医療」「調剤薬局支援」の3つに分かれますので、それぞれ見てみます。

ヘルスビッグデータ

一番大きなセグメントであり、私が一番重視しているセグメント。

会社員が加入する健康保険に蓄積されたレセプトデータの販売や分析の支援などを行っており、多くの会社や研究機関で活用されています。
確か厚労省も使ってたかな・・・

レセプトデータの需要は非常に高く、医療ビックデータの活用は今後も重要な分野ですので、成長が期待できるセグメントです。

セグメント売上は、3,790百万円(対前年+24.8%)
セグメント利益は、1,317百万円(対前年+28.6%)
と順調に伸びています。

また、この会社にとって必要なデータの拡充という点から見ても、取扱健保の加入者数が2019/4から現時点で10%以上増えており、順調に推移しています。

さらに、取引額Top5の会社における平均取引額が+34%アップということで、データの信頼性や需要の高さがあることを感じさせます。

非常に順調です。

遠隔医療事業

ドクターネットという子会社のビジネスで、画像診断を遠隔で行うものです。
ドクターネットには画像診断を行う医師が登録されており、病院で取られた画像の診断を依頼するというビジネス。

現在、業界シェアトップであり、安定的な収益が見込めるセグメントです。

セグメント売上は、2,952百万円(対前年+11.3%)
セグメント利益は、 817百万円(対前年+10.4%)

懸念点は、2019/4に上海に中国拠点を開設しているのですが、それが今回のコロナウイルスの影響でどうなるか?ということ。
上手く稼働していれば逆にビジネスが広がっている気もしますし、そもそも稼働できていない可能性もありますし、不透明なところがあります。

調剤薬局支援

(このセグメントが一番理解が進んでいないのですが、誰かプロの人教えて欲しい。) 薬局の在庫管理システム等のシステム開発の提供などを行っているようです。

セグメント売上は、2,053百万円(対前年+27.4%)
セグメント利益は、 254百万円(対前年+361.8%)

昨年度の途中から連結組み入れされた関係で、対前年が大きくなっています。

所感

上場後1発目の決算ということで、かなりビビりながら迎えた決算でしたが、順調で何よりです。

今後も長く監視を続けていく自信を持てました。
実際保有し続けるかどうかは、株価の動きしだいというところもあるので、何とも言えませんがしばらくは、 監視リスクの中でも上位に上げて監視していこうと思います。

後は、冒頭でも書きましたがこういう分析は、自己満足とは言え自分の根幹でもあるので、監視銘柄については、 しっかりやっていかないとな、と感じた次第でございます。