決算分析 テモナ 2019年9月期 第3四半期決算

本日、保有銘柄であるテモナの第3四半期決算が発表されました。
決算後の株価の動きに不安があったので、少し枚数を減らして決算を跨いでいますが、枚数減らしたのは正解でしたね。
夜間PTSではしっかり下に行っていますし、明日も売られるでしょう。

決算内容は増収減益決算です。
第2四半期決算までで、今期は人件費負担が重いため、増収減益であることは周知のとおりであり、「増収」が市場の期待に沿っているかどうかが焦点だったと考えています。
その増収部分も少し弱いかなーという印象。通期未達の可能性が高まる数値だと思います。

数値面等見ていきます。

決算数値

当期数値対前年通期進捗
売上高(百万円)1,103+19.6%64.9%
営業利益(百万円)167▲40.5%52.0%
経常利益(百万円)148▲47.3%43.0%
税引後純利益(百万円)91▲49.4%42.7%

数字を入力していてなかなか悲しい気分になる数値ですね・・・
売上高の通期達成のためには後600百万円必要ですが、昨年の4Qが323百万なので、昨年の1.86倍の売上が必要です。
大きく勢いがある企業であれば、それくらいの成長は可能でしょうが、テモナにそのパワーがあるかは懐疑的。

今回発表の3Qでは、下期に挽回するための勢いがあるかどうかを見たかったのですが、結果はQonQで1.28倍と頑張ってはいるものの、通期達成には厳しいかな?という印象。

元々下期は、「大型カスタマイズ案件」と「新オプションサービスの増加」により、上期よりも売上高が伸長する予定です。「大型カスタマイズ案件」が3Qに十分乗った上での結果なのかどうか?というあたりが通期達成に影響しそうですね。

4月から機能強化とリブランディングを進めているサブスクストアのアカウント数自体は順調に見えますが、従来のたまごリピートも含めた流通総額は前年同期比+9.2%であり、2Qまでと比べても特に伸びが大きくなっているわけではありません。

以前からたまに言及していますが、テモナは過去は代理店営業を主体としていたものを、利益率を重視するために、直販中心に切り替えています。
利益率という観点では、販売手数料を抑えるために直販にする、というのは一理ありますが、その分営業部隊に人数を割く必要があり、かえって人件費増加につながるリスクがあります。

また、単純に営業力がある代理店が過去にいたのだとすると、その営業力が使えなくなるというリスクもあり、現在テモナが新製品を投入しても、成長の速度を加速できないことの一因になってしまっているのではないかと感じています。

所感

ただひたすらネガティブなことを書き連ねましたが、サブスクビジネス自体は何かと話題になるビジネスではありますし、テモナが4Qにどこまで巻き返してくれるかを見てみたい気もしています。
じっくりとホールドするような感じにはならないと思いますが、少なめに保有しながら監視を続けるつもりです。

それにしても最近は、自分が良いなあと思っている銘柄の決算がいまいちなことも多く、自分の力のなさを痛感することが多いです。
愚直にやり続けて力をつけるしかないのですが、難しいですね。