決算分析 アル― 2019年12月期 第1四半期決算

本日、保有銘柄であるアル―の第1四半期決算が発表されました。
システム情報に並ぶ主力銘柄なうえに、保有してからは初の決算なので、かなりドキドキしながら決算を迎えました。

決算内容は増収減益決算です。PTSでは大きくマイナス評価を受けています。
第1四半期を見ると赤字決算ですが、元々第2四半期偏重という特徴があるため、赤字が即ダメ決算というわけではありませんね。

数値面等見ていきます。

決算数値

当期数値対前年通期進捗
売上高(百万円)468+17.7%19.1%
営業利益(百万円)▲51
経常利益(百万円)▲52
税引後純利益(百万円)▲37

売上高は順調に増加しましたが、各利益水準はマイナスです。

要因は大きく2つ。
・営業拡大に向けた人員増による販管費の増加
・季節要因

当社は、人材研修を行う会社ですから、第1四半期である1~3月には売り上げはあまり立たずに、第2四半期に売上が多く立ちます。

そのため、第1四半期は固定費負担が重く、利益水準は小さくなりやすいという構造になっています。

研修以外のALUGOが伸びてくれば、季節要因も多少は薄まっていくかもしれません。

売上高については、研修事業は国内教室型研修を筆頭に順調な伸びで、ざっくり20%程度は成長をしています。

一方、ALUGOについては法人向けで、期ずれがあり前年比で減少。年間では進捗どおり、決算説明資料には書いてありますが、注意は必要です。
(期ずれを多用する会社はあまり良い思い出がないので・・・)

ちなみに、昨年度は第1四半期の売上高は、通期売上高の17.2%を占めています。今年度も同じくらいの割合で着地すると仮定すると、売上高は約2,710百万円となり、通期予想を10%程度上振れします。

昨年度の営業利益率8%で考えると、営業利益は217百万円と、こちらも上振れの可能性を秘めています。

単なる皮算用ですが、一つの目安にはなるかもしれません。

所感

今回は会社としては恐らく想定どおりの赤字決算でしょう。
一方、売上高は十分に増えており、内容としては順調な決算と言えます。

短期的には株価は下がるでしょうが、ホルダーとしては安心してホールドできる決算でした。

また、決算説明資料に、「商品開発力強化のため、商品開発部門を拡充した」旨記載があり、今後どのように数字に表れてくるか楽しみです。

第2四半期には、いくつか新サービスもローンチしますし、しばらくはホールドしていく予定です。