過去失敗したヘッジ戦略と今回挑んでいるヘッジ戦略

2018年も後少しですが、相場の方は散々な雰囲気ですね。
10月から続く下落局面は落ち着く様子もありません。私もツイッターで、そろそろ底だろ的なことを言いましたが、あっさり期待は裏切られて続落しています。

私は、10月中旬から空売りを活用してヘッジ戦略を構築している最中です。私以外にもこのタイミングでヘッジ戦略を構築し始めている人をよく見ます。

今更遅いという声もありますが、長い投資人生を考えると、今からでも決して遅くないと思います。

実は空売りに関しては過去に2度ほどトライをして、うまくものにすることができなかった経験があるので、今回も不安な気持ちはあるのですが、何とかものにしたいので、過去の失敗事例と今回の方針を整理しておくことで、自分の頭をすっきりさせておきたいと思います。

1回目の失敗~利益を求めた空売り~

1回目は、投資を始めて2年目。まだブログやツイッターを始める前の、超雑魚投資家だった時代です。

当時はろくな投資方針もなく、投資家と呼ぶのも恥ずかしい単なるギャンブラーだったのですが、空売りを始めたきっかけは単純に利益を得るチャンスを2倍にできると思ったからです。

買いだけではなく、売りもやれば2倍利益とれるでしょう、という浅はかな考えです。
とにかく利益をとることだけを目的に空売りを始めました。

買いと売りという全く逆の行為に対して、両方から利益をとれるほど私は器用では無かったので、投資の判断がブレにブレてしまい損大利小のくそトレードを繰り返してしまいました。

特に、空売りでは踏みあげられることが怖かったので、細かい損切が続いてしまい、じりじりとお金が削られていく展開が続いたことにより、空売りをやめました。

この時の自分は、ヘッジもくそもなく単に利益だけを求めていたため、全く逆の行為を同じ感覚で行っていたため、失敗をしてしまいました。

2回目の失敗~ベア型ETFと両建による失敗~

2回目は今年の春です。今年の2月の下落を受けて、ヘッジ戦略を構築しないと危ないと感じて、2度目の空売りチャレンジを始めました。
ここでなぜもう少し頑張らなったのかと、当時の自分を説教したいです・・・

この時は、保有銘柄の両建と日経連動のベア型ETFを使ってヘッジを試みました。
ヘッジ戦略の発想としてはごくごく自然な発想だと思いますし、それほど間違ってはいないと今でも思いますが、残念ながら自分には合っていませんでした。

理由は2つあります。

一つは、自分の保有銘柄は日経にあまり連動しないので、日経連動ETFでは全くヘッジにならずに、頻繁に股裂きされていたこと。

もう一つは、保有銘柄の両建はヘッジが機能しても、精神的にあまり楽にならず、正しい行動がとれなくなってしまったこと。

両建ての場合、当たり前の話ですがヘッジポジションを建てている間、株価がどう動いても損益は±ゼロです。本当に当たり前の話なのですが、株価が上昇しても恩恵は得られません。
当時はそのことに結構ストレスを感じていた記憶があります。

そのストレスを避けるためには、極力ヘッジポジションを建てている期間を短くして、株価下落のタイミングをピンポイントでつかむ必要がありますが、それはとてつもなく難易度が高いです。

少し株価が上がるだけで、ヘッジを外してしまい肝心な時にヘッジしていないということが頻発しました。
小さな損失が積み上がり、ここでも空売りを断念しました。

3度目の挑戦

そして現在ですが、今のヘッジ戦略は極めてシンプルで、「レンジ上限あたりに株価がある銘柄(保有銘柄以外)を空売りする
これだけです。

空売り対象を保有銘柄以外とすることで、保有銘柄が上昇した際の、もったいない、という感情が起きにくいようにしました。

もちろん空売りしている銘柄が損をすると両建てのときと同じように、株価上昇の恩恵は受けにくいのですが、上昇が100%相殺されるわけではないので、精神的な負担は大きく減りました。

また、株価が比較的高い位置にある銘柄を空売りすることで、踏みあげられるリスクを減らすことができ、これも精神面での負担を減らすことに貢献しています。

あくまで、ヘッジという意識を強くもち、ポートフォリオ全体の損益を安定化させることを目的にしているため、空売りしている銘柄に損失が出ていても、必要以上におびえることはなくなりました。

今のところ、このやり方は機能しており、また、精神的なストレスもあまり強くなっていないので、しばらくこの方向でヘッジを継続していきます。

ただ、注意しないといけないのは、この戦略が機能しているのは、今が下落局面だからとも言えます。
2017年は買っておけば儲かる相場だったのに対し、今は売っておけば儲かる相場というだけのような気もします。

今後、相場が落ち着き、空売りポジションに含み損が増える状態になっても同じ気持ちでヘッジを実行できるかどうかはわかりません。

しかし、今回の下落局面のような場面は、将来も何度も発生するでしょう。その度に、今回のように狼狽してしまっては成長できないので、今回こそは、今回こそはしっかりとヘッジ戦略をものにしていきたいです。