四季報を通読する意味

ちょっと前に四季報が発売になり、いつもはダラダラと読む私も珍しく3連休に気合を入れて通読しました。

四季報相場なんていう言葉もあるくらいなので、四季報を読むのは投資家としてマストなの?も思いたくもなりますが、実際には四季報を全く読まない、さらっとしか読まないという投資家さんもたくさんいます。

四季報はとても分厚く毎回通読しようと思うと大変な労力が必要です。

ダラダラ読んでると次の四季報が発売されてしまって読みきれないなんてこともあります。

じゃあ何で一生懸命四季報を通読するのか、自分の考えを整理しておきます。

四季報を通読する理由

色々と考えてみると、私が通読をする理由は以下の4つです(投資対象の銘柄を探すという理由は、当たり前の理由なので、入れません)。

・広く浅い銘柄知識の習得
・自分の好みの把握
・無駄なトレードをしないための制約
・自己満足(四季報買って読んでるのって投資家っぽいよね?という本当に無駄な自己満)

最後のは冗談として、最初の3つを少し具体的に。

広く浅い知識の習得

私は四季報を読むときには、自分が投資基準とする定量的な条件は細かく見ないようにしています。

実際に投資をする際に重視する定量的な情報は、
・時価総額が小さい
・売上の伸び
・自己資本比率
・ROE
の4つです。

一方、四季報を通読するときは、自己資本比率は見ません。実際に投資をする際は、自己資本比率が低い企業は敬遠してしまうのですが、通読の際にそれをやってしまうと、業績拡大のために積極的に借り入れを活用している企業を見逃してしまいます。

四季報通読時は、一旦自己資本比率は無視して企業をピックアップすることで、投資基準から少し離れた銘柄も目にすることができ、少しずつではありますが、銘柄の知識が広がっでいくと考えています。

また、毎回テーマを決めるようにしており、テーマを入れ替えながら通読することで、前回とは違う銘柄に目が止まるようにしています。

ちなみに、今回は、社名が地味な企業・PERを気にしないをテーマにしました。
(社名については、第二のシステム情報発掘狙い。結局良いのは見つけられませんでしたが…
PERについては、今高くても下ってきたときにチャンスを逃さないよう高PERも許容)

自分の好みの把握

先に書いたように毎回なるべく違う銘柄に触れられるよう、通読テーマを決めながら読んでいますが、毎回付箋が貼られる銘柄がいくつかあります。
(保有銘柄のシステム情報やビューティガレージがそうです)

こういった銘柄は自分の好みの銘柄ということになります。自分の好みがわかると、敢えて好みを外した銘柄に投資することが可能です。

好みの銘柄ばかりに投資してしまうと業界も偏りがちになり、分散投資ができないため、分散を心がけるためには、自分の好みの把握は必須だと思います。

無駄なトレードをしないための制約

私は資金の一部でスイングトレードをしていますが、これは元々ギャンブラー気質の自分の気持ちを満足させるためにやっている部分があります。

基本は中長期投資なのですが、ある程度ポチポチしていないと飽きてしまうんですね。

とはいってもスイングトレードばかりやっていてもあまり上手くいかないので(トレード下手なんです)、制約として、四季報で付箋を貼った銘柄だけをトレード対象にする、というルールをつくっています。

これにより、ファンダが伴った銘柄だけをトレードの対象にすることができます。また、対象銘柄を絞ることで、トレードの機会を意図的に減らすことで、不用なトレードを避けるようにしています。

メンタルコントロールが上手い人はこんな工夫は必要ないのでしょうが。

以上、色々書きましたが、四季報を読むメリットも忌みも人それぞれで楽しめば良いのかなーと思います。