決算分析 ベガコーポレーション 平成30年第1四半期

本日、監視銘柄であるベガコーポレーションの平成30年度第1四半期決算が発表されました。

一言で言うとひどい決算ですね。はい、分析終わり!!
と言ってもいいくらいひどいですね。

一応最近まで保有していましたし、監視銘柄でもあるのでさくっと見ていきたいと思います。

決算数値

H30Q1 対前年同期 対通期予想
売上高(百万円) 3,371 5.2% 21.3%
営業利益(百万円) 71 ▲50.2% 9.7%
経常利益(百万円) 75 ▲48.2% 10.0%
税引後純利益(百万円) 46 ▲47.9% 10.0%

もう目も当てられない内容ですね。この会社は第4四半期偏重なので、このままいけば売上高はまだ予想達成も可能性がありますが、各利益は相当頑張らないと予想未達ですね。

昨年度第2四半期にも、増収減益決算で営業利益が前年同期比で約半分という決算をやらかしていますが、今年もやらかしました。昨年度は売上高は30%近く伸びたものの、運送費高騰の影響が想定以上のため減益という理由でした。

今回は残念ながら売上高の伸びも弱く非常に厳しい決算だと思います。

決算発表資料の感想

とりあえず決算発表資料・・・わかりにくいです。もっとシンプルに書きましょう。

肝心の内容ですが、大幅な減益の理由は一言で言うと「顧客のニーズを把握できなかったこと」です。

顧客のニーズが把握できず適切な在庫を用意できなかったため、欠品が発生し機会損失があった、ということのようです。

昨年度の途中から、楽天等の利益率が低い販売チャネルから利益率が高い自社サイトへの誘導を行っていますが、自社サイトでの販売動向と楽天での販売動向が違っており、適切な在庫が確保できなかった、と説明されています。

これを見て思ったのは、今まで何をやっていたの?ということです。

自社サイトへの誘導を行ったのは最近とは言え、昔から自社サイトでの販売は行われていますし、ある程度売上高もあげています。
であれば、ある程度、楽天での販売動向との違いは分析できているはずです。
当然、自社サイトでの売り上げが増えることで、今までは気づけていなかった新たな傾向も見えてくるでしょう。

でもさすがに前年比で50%も減益になるほど、顧客ニーズを見誤りますかね?

にわかには信じられないです。昨年度も運送コストの上昇を見込んでいたにも関わらず、想定よりもコストかかっちゃったので減益なっちゃった、とか言っていますし、全体的に見通しが甘い会社なのかもしれません。

昨年度は、運送コストの上昇に対して素早く手を打って、下半期以降持ち直したのは見事でしたが、今年度はどう巻き返していくのでしょうか?
在庫量確保のためには、色々とお金がかかります。在庫確保ができても販管費の増加にはねる可能性は高く、利益水準を思ったように伸ばすのは難しい気がしますね。

もし、巻き返しの兆候が見られるのであれば、短期目線で再度購入するのはありかもしれませんが、長期的に保有する気にはなれません。監視銘柄での順位も大幅に下げておきます。