【読書メモ11】行列請負人の頭の中

読書メモ11冊目は、立川光昭著「行列請負人の頭の中」です。

エムコンサルティンググループという会社の代表取締役である立川さんの著書です。

この会社自体はまだ若い会社なのですが、立川さんはこの会社の前にもいくつかビジネスを手がけている方です。

そのいずれでも一定の成功を収めているということで、何か自分の参考になることはないかと、手にとった書籍です。

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本の概要

この本のサブタイトルは、『大ヒットは「真似」と「組み換え」から生まれる』です。

つまり、「真似」の大切さを説いている本です。

立川さんの事業経験や、実際に誰もが知る企業など、成功したビジネスをケーススタディとして、真似ることの有用性を説明しています。

また、ビジネスモデルの「真似」だけではなく、個人のスキルアップのための「真似」についても、かなりのページを割いており(そっちがメイン)、具体的「真似」の手法を解説してくれています。

固い内容ではなく、平易な文章で書かれており、サクサク読める本です。

社会人成り立ての若い人に読んで欲しい本ですね。

参考になった点

ビジネスモデルの真似

成功している「真似」の例として、ファミレスがあげられています。

ドリンクバーやサラダバーといったバイキング方式のサービス
しゃぶしゃぶのような調理に係る人件費をカットする業態

など、成功しているファミレスは他社の良いところをパクリ、そこに少しの+αで独自性を出している。

画期的なサービスを最初に導入することは、上手く行けば見返りは大きいものの、それに伴うリスクは大きいため、効率よくビジネスを行おうと思えば、パクリが効果的。

子供っぽい人の方が成功できる

子供は、非常に素直で大人のような変な先入観が無いので、良いと思ったこと・気になったことはどんどん真似をして吸収していきます。

大人も同じで、子供っぽい素直な心で良いと思えるものはどんどんと真似することが大切だと述べています。

1文引用します。

物事すべてに対して自己防衛本能で否定してしまったり、わかったつもりになって知ることをやめてしまうことをしないようにすること

非常にグサッときます。私は思考回路として、否定から入ってしまうことが多いです。

素直に物事受け止めないとな、とは思っていますが、まずは否定から入る癖はなかなか直せません。

そのため、人の良いところを受け入れて、自分に取り入れようと思うまでには凄く時間がかかります。

時間だけではなく、精神的な労力も使います。

もう少し素直に物事を見れるようになると良いのですが、自分の課題ですね〜。

真似る人は自分の1つ上のステージの人

人を真似るのであれば、自分より能力や地位が高い人を選びましょう、というようなことが書かれています。

あまりにも雲の上の存在のような人を対象にしてしまうと、真似るのが難しいので、少しだけ上の人を選ぶのが良いということです。

まあ、難しく考えずに自分が憧れる人を素直に真似しておけば良いと思います。

ただ、その際に注意点があり、真似るということは、徹底的に真似るということで、その人の口癖や行動パターンなど、徹底的に真似をすることが大切で、表面的に真似をしても駄目だと。

徹底的に真似をするためには、身近にいる人を真似の対象とする必要があるので、憧れの経営者とか、実際に会ってつぶさに観察できないような人は対象として向いていないということです。

まとめ

本の内容としては、目新しいことは言っておらず、荒くまとめると「良いものは素直に真似しようね」ということを色々な実例から述べています。

ある意味で当たり前のことを書いているだけなのですが、たまにこういう当たり前のことに触れておくと、意外と自分を見直すきっかけになります。

私も改めて、自分の「否定から入る癖」に気付かされました。

それと、社会人成り立ての頃に上司に言われた「学生のカンニングは悪だが、社会人のカンニングは正義」と言う言葉を思い出しました。

今思えばとても大事なことを教えてもらっていたんだな〜と。

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