決算分析 ビューティガレージ 平成29年度第3四半期

先日、保有銘柄であるビューティーガレージの平成29年度第3四半期決算が発表されました。

増収増益決算でした。今年度は投資期間の位置づけなので、売上の伸びに比べると、利益の伸びは小さいのですが、第2四半期までは、増収減益だったので、そこからしっかりと巻き返し、通期予想達成への道筋がしっかりと見えました。

市場でも評価は上々で、がっつりと株価があがっています。まあ、あがりすぎです。すぐに落ちてくる気がします。

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決算数値

当期数値 対前年 対通期予想
売上高(百万円) 8,272 21.7% 74.7%
営業利益(百万円) 364 2.0% 60.1%
経常利益(百万円) 371 9.6% 61.8%
税引後純利益(百万円) 285 46.4% 73.3%

売上高の伸びが顕著です。第3四半期のみで見ると約29億円の売上高であり、これは昨年度の第4四半期の額を超えています。
当社は第4四半期偏重の特徴がある中、このような数字が出ているのはポジティブに捉えてよいでしょう。
売上高の通期予想達成はほぼ固いと思います。

営業利益・経常利益については、冒頭でも述べた通り、今年度は投資期間の位置づけであり、前年比は弱い数字ですが、通期予想の達成は射程圏内に入ってきています。

懸念点とすれば、ローンチ時期が後ろ倒しになっているECサイトのリニューアルに関して、追加開発を行っているため、システム開発費用が当初想定より膨らむ可能性があることでしょうか。これもより良いものをつくるための支出であれば、膨らんでも問題ないのですが、数字の見栄えが悪くなる可能性には注意が必要です。
(少し前にIRに聞いた感じだと、追加開発によるシステム開発費用は、当初計上している開発予算をはみ出るほどにはならない・・・ということらしいですが、真偽は不明です。)

純利益については、第1四半期決算の際もコメントしましたが、連結子会社の吸収合併に伴い繰越欠損金を引き継いだことにより、税負担が軽減されたことによるもので、本質的な意味はありません。

上半期で積極投資を行い、増収減益となっていたものをしっかりと取り戻し、増収増益にしてきたのは高評価です。会社としては予定どおりでしょうが、株主としては、その予定が立つ目途が見えたことは良いことです。

各セグメントの動向

物販事業

登録会員口座数は10.1%増、ロイヤルユーザー数は26.8%増と順調な伸びを見せています。
特にロイヤルユーザー数が引き続き大きく増えている点は、当社の囲い込み戦略がうまく進んでいる証拠でしょう。

売上高は20.2%増、利益は16.6%増と順調です。
第2四半期決算時は、セグメント利益は対前年でマイナスとなっていましたが、大きく改善しています。

第3四半期から、先日子会社化した足立製作所の数値がこのセグメントに追加になっています。

店舗設計業務

毎度、書いていることなのですが、私が当社の中で一番注視しているセグメントであり、このセグメントが成長している限りは、成長が期待できると考えています。

売上高32.1%、セグメント利益71.0%増と、非常に順調ですね。

その他周辺ソリューション事業

内訳が無いため詳しくわかりませんが、私がもう一つ期待している店舗リース事業は順調だった模様です。
しかし、その他の事業の不調により、セグメントとしては赤字。
会社としても、このセグメントはあくまでメインの2つのセグメントへの繋ぎ役として位置付けているものであり、セグメント単体の収益化よりもそちらの役割の方が重要としています。

私も同じ認識なので、このセグメントの赤字は規模も小さいですし、それほど気にしていません。

所感

会社としては予定どおりの決算だったと思いますが、投資家目線で言うと、第2四半期までは通期予想達成がやや不安視していたところが、だいぶ見通しがたったということで、無事通過、という表現がしっくりくる決算でした。

足元の円高傾向も考えると、通期決算は期待できる数値が出てくるかもしれませんし、それを見越して株価が上がっていくかもしれません。

が、それはあくまで短期的な目線の話です。もうすこし保有株数が多ければ、短期的に上がったところで少し売却するというような戦略もとれるのでしょうが、弱小投資家の辛いところで、少ししか保有していないので、愚直にホールドを続けます。

他の銘柄であれば吹き上がったところで売るのですが、この銘柄は成長がまだまだ期待できるのでしばらくはホールドします。
(と言っても、PERが60とか70とかになるようなら売却も考えますが・・・)

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