決算分析 ビューティーガレージ 平成29年度第2四半期

本日、保有銘柄であるビューティーガレージの平成29年度第2四半期決算が発表されました。

何とも評価が難しい内容です。プラスマイナス両方向ありの決算でした。
決算前にかなり株価があがっていたので、目先は下方向でしょうね。

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決算数値

当期数値 対前年 対上期予想 対通期予想
売上高(百万円) 5,377 16.1% 100.9% 48.5%
営業利益(百万円) 228 ▲17.7% 107.9% 38.0%
経常利益(百万円) 233 ▲7.2% 110.0% 38.8%
税引後純利益(百万円) 198 24.3% 148.9% 50.9%

まず、当期の減益については、上期予想に対する進捗を見てもわかるとおり、予定どおりの減益です。

当初予定されていたECサイトのリニューアルが延期になったことに伴い、当初計上する予定だったソフトウェア償却費を計上する必要がなくなったため、予定から営業利益が多少上振れているようです。

純利益については、第1四半期決算の際もコメントしましたが、連結子会社の吸収合併に伴い繰越欠損金を引き継いだことにより、税負担が軽減されたことによるもので、本質的な意味はありません。

売上高が上振れたことはプラス要因ですが、利益については予定どおり、という印象です。

各セグメントの動向

物販事業

登録会員口座数は10.7%増、ロイヤルユーザー数は25.1%増と順調な伸びを見せています。
特にロイヤルユーザー数が大きく増えている点は、当社の囲い込み戦略がうまく進んでいる証拠でしょう。

売上高で見ても、14.6%増と順調です。一方、利益では前年比減となっているのは、各種投資によるものや、配送費の増加等の影響を受けたものでしょう。

ベガコーポレーションの決算でも感じたのですが、今後このような通信販売会社にとっては、配送費は大きなポイントになってきそうです。

売上増については、他業種との提携等も含め、色々と手を打っているためしばらくは増加基調だと思いますが、いかに費用増を抑えていけるか、今後のポイントですね。

店舗設計業務

毎度、書いていることなのですが、私が当社の中で一番注視しているセグメントであり、このセグメントが成長している限りは、成長が期待できると考えています。

売上高26.3%、セグメント利益58.7%増と、非常に順調ですね。短信を見ると、チェーン店本部や大型店舗からの受注が増加しているようで、確実にこのセグメントでの信頼を積み重ねているようです。

その他周辺ソリューション事業

内訳が無いため詳しくわかりませんが、私がもう一つ期待している店舗リース事業は順調だった模様です。
しかし、その他の事業の不調により、セグメントとしては赤字。
まあ、小さい規模のセグメントなので、それほど気にしていません。

決算短信の内容で気になったこと

ここまでつらつらとPLの内容を中心に書いてきましたが、ちょっと短信の内容で気になる部分があります。
CF計算書を見ると、今期は営業CFがマイナスなんですよね。

中身を見ると、棚卸資産の増加と、前渡金の増加が主な要因でしょうか。このあたりの間接法CFが苦手なのでピンとこないので、IRに確認してみようかな・・・

CFを重視するタイプの投資家には嫌われる財務諸表になってしまいましたね。

所感

全体的には、予定どおりの着地と思われますが、一部CFで気になる点もあり、プラスマイナス混在の決算ですね。
ただ、例のごとく「減益」の文字が躍ることになるため、短期的には株価は下でしょうね。

一方、同日リリースされた東南アジア進出に向け、現地法人を子会社化することになり、今後の成長には引き続き期待が持てます。

長らく海外展開については、目指すといいつつも、なかなか具体的な形になっていなかったのですが、今回のリリースで、海外展開が一段も二段も先に進んでいることがわかったことは、かなりのポジティブ材料です。

このあたりを市場がどう評価するか、というところですね。

とは言え、目先の株価は若干割高にも見えますので、株価的には何とも言えないですね。

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