【本の紹介 03】投資バカの思考法

今回紹介する本は、「投資バカの思考法」てす。著者は、著名なファンドマネージャーであり、個人投資家にも人気のあるひふみ投信を販売している、レオス・キャピタルワークの代表でもある藤野英人さんです。

資産運用を行ううえで、著者が大切にしている内容をまとめた本。著者は、ご存知の通りファンドマネージャーとして大きな成功を収めているわけですが、これまでの投資の際にどのような判断基準で物事を捉えてきたのかを記した本です。

物の考え方をまとめた本ですので、いわゆる投資テクニックの類のことは書いていないので、そういうことを期待して読むと肩透かしを食うと思います。

また、繰り返しになりますが、物の考え方を記した本なので、投資家としてだけではなく、一社会人として参考になる内容も多く、とても良い本だと思います。
(まあ、私は結構藤野さんが好きなので、ひいき目もあるかもしれませんが・・・)

私がこの本の中で気に入っているフレーズは次の二つです。

(1)リスクを最小化させるのは、好奇心の多さである。
(2)「決断しない人」は「決断しない」という決断をしている。

まず、(1)です。好奇心を色んな手法の投資をやってみよう!というようなことではなく、好奇心をもって、多くのことに触れ、知見を深めることで、投資における引き出しのようなものが広がっていって、その結果リスクが低くなっていく、ということだと理解しています。

投資に関わらず、色々なことに興味をもって触れてみるということは自身の成長に欠かせないことでありますし、大変納得の言葉です。

次に(2)です。禅問答のような表現ですね。著者は、決断とは、「しないことを決めること」と述べています。いくつか選択肢がある中で、「どの選択肢を選ぶか」ではなく「どの選択肢を捨てるか」を決めることが決断。

その意味で、優柔不断で決断できない人というのは、「選択肢の中から、何かを選ぶ」という行為を捨てているのです。「選ぶ」ことが怖いから、「選ぶ」という行為を捨てているのです。

例えば、投資の世界では、「投資はギャンブルだから怖い」と言って、投資をする決断ができない人が日本には多くいるわけですが、それも一つの決断です。しかし、そのことによって資産を増やす機会を捨てているのですね。自分の選択が何を捨てることになっているのか意識することが大事なのでしょう。

これも投資に限らず、日常生活に当てはまりますね。普段、自分の選択によって、何を捨てているのか、ということはあまり考えることがありませんが、本当はその捨てているところにこそ、大事なものが潜んでいるかもしれません。

以上、簡単な本の紹介ですが、資産運用のハウツー本というよりも自己啓発本という位置づけの本です。特に、社会人になりたての若い人にぜひ、読んでほしい本です。

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