【本の紹介 02】運をつかむ日本株投資力

久しぶりの本の紹介シリーズです。(と言ってもまだ2回目ですが・・・)
今回紹介する本は、塩住秀夫さん著作の「運をつかむ日本株投資力 グロース株・集中投資のすすめ」です。

著者の塩住さんは現役のファンドマネージャーであり、かつてはジョージ・ソロスのクォンタム・ファンドでも日本株運用を手掛けていたという経歴を持つ方です。
運用方針は、この本のサブタイトルにある通り「グロース株・集中投資」です。

この本の前半は塩住さんの経歴の紹介が中心になっており、読み物的な内容です(それでも示唆に富む内容ではあります)。

後半で、個人投資家が実際に資産運用をする際の心得を12個紹介してくれています。

前半と後半でそれぞれ気になったところがあるので、それをまとめておきます。

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前半部分

さきほど書いたとおり、前半部分は著者の経歴の紹介が中心です。これまでどのようにして「グロース株・集中投資」で成果を上げてきたかを紹介しており、ある意味自慢が中心の内容です。

その経験を生かして、自身の運用方針がどれほど正しいのかを述べていますが、私が気になったのは、その運用方針に関する内容ではなく、著者の「運の良さ」です。

身も蓋も無い言い方に聞こえるかもしれませんが、これは、別に著者の運用成果が運によるものだと、言っているのではありません。

著者自身も本文中で何度も自身の「運の良さ」について言及しています。特に、素晴らしい上司やビジネスパートナーに多くめぐりあえたことを「運が良い」と述べています。

確かに、文章をそのまま読むと出会いに恵まれていて運が良い人だな、という感想を持つかもしれませんが、この人の運の良さは自力で手繰り寄せたもののような気がします。

自身がやりたいこと、自身の信念にしたがって、フットワーク軽く行動し、情報にアンテナを張っているからこそ、運がめぐってくる、という典型のような人だと思います。

資産運用だけではなく、この人の行動力は見習うべき点が多いと思います。

後半部分

後半は資産運用に対する心得12カ条です。実際に本を読んでいただいた方がよくわかると思うので、12カ条の列挙はしませんが、おおよそ次のようなことを言っています。

・自分自身の投資哲学を持つこと
・運用対象とする銘柄は徹底的に調査すること(徹底的な調査により自信を得た銘柄に投資するのであれば、集中投資であってもリスクは低い)
・失敗は必ず次に生かす

これ以外にもいろいろ書いていますが、ファンダメンタル投資家にとっては当たり前のことを書いています。

つまり、当たり前のことを徹底できる人が、長期的には資産を形成できるということを言っているのだと思います。

こういう当たり前のことは、自身のパフォーマンスが低迷するようなときにはよくよく思い出したいと思います。

以上が、書評です。文体はやや自慢チックな文章なので、人を選びますが、内容としては良い本だと思います。
ぜひご一読ください。

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